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かつらベースの種類

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かつらベースの種類

かつらベースとは、髪が植えてある土台のことです。大別するとスキンタイプとネットタイプがあり、また、それぞれに種類があります。スキンとネットでは特徴が異なりますので自分に合っている方を選びましょう。
ここでは、アートリイドのベースということではなく、基礎知識としてかつら業界で取り扱っているベースの特徴を解説します。

 

スキンベース
特徴

かつらのベース部分が人の肌のように見えるもので、人工皮膚(人工肌)と呼ばれています。素材は、ポリウレタンかシリコンを加工したもので、標準タイプの厚みは1mm〜2mmです。他に、厚さ0.03mm〜0.06mmの極薄タイプもあります。
半透明で頭皮に密着すると透過し地肌から毛が生えているように見えます。
また、0.06mmタイプは生え際に産毛を植毛できるものもあり、より自然さが際立ちます。

かつらのベース部分が人の肌のように見えるもので、人工皮膚(人工肌)と呼ばれています。素材は、ポリウレタンかシリコンを加工したもので、標準タイプの厚みは1mm〜2mmです。他に、厚さ0.03mm〜0.06mmの極薄タイプもあります。
メリット

間近で見ても人の肌に見えることです。また、人工皮膚への植毛方法は結びつける技法ではなく直接植えていきます。それによって髪の毛が生えているように見えます。

 

デメリット

通気性がないところです。また、ネットタイプに比べ耐久性に劣ります。
特に、厚さ0.03mmの極薄タイプは7日〜14日の使い捨て、0.06mmタイプは6ヶ月〜10ヶ月の耐久性です。
(注)かつら会社の担当によって耐久期間の説明が変わります。

 

装着方法:接着剤、テープ。

組み合わせベースフロント部に極薄スキンベースを組み合わせ

ネットベース
特徴

網目状(メッシュ)になっているベースで種類が豊富です。厚さや色、メッシュ形状は様々で、肌に透過する極薄タイプもあります。また、メッシュの隙間が広いものもあり、自毛をメッシュの隙間から引き出してカツラの毛と一体感を持たせるタイプもあります。

網目状(メッシュ)になっているベースで種類が豊富です。厚さや色、メッシュ形状は様々で、肌に透過する極薄タイプもあります。また、メッシュの隙間が広いものもあり、自毛をメッシュの隙間から引き出してカツラの毛と一体感を持たせるタイプもあります。
メリット

通気性が高く風や水などすべて通します。耐久性も高いので長く使用できます。
極薄タイプは肌に透過しますので生え際が自然になります。また、二重(又は三重)ネットなど、下方ネットに結んだ毛を上方ネットから引き抜いて表面からは毛の結び目が見えないネットもあります。メーカーによってスキンネット、引き抜きネット、シルクネットなど様々な名前で呼ばれています。見た目は人の肌のような自然さです。

 

デメリット

肌に透過する極薄タイプ以外のネットでは生え際や分け目、ツムジには使用できません(特に黒色ネット)。また、スキンベースと異なりネットベースの表面に毛を直接結んでいますので結び目が目立つ場合があります。*但し、特殊技法で植えた毛は結び目がほぼ見えません。

 

装着方法:接着剤、テープ、ピン金具、編み込みなどすべて可能です。

組み合わせベースで生え際の自然観が更にアップします。

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